現在、コメントを頂く場合「ホームページアドレス欄」を入力必須にしております。
制限は付けたく無かったのですが、無責任なコメントや、無益な議論、論争を招く内容を書き込まれる方も稀におられるので、不本意ながら入力必須項目とさせて頂きました。
また、urlを含むコメントも投稿できません、ご了承ください。

2010年10月27日

音楽理論の落とし穴

私はこのブログで「基礎音楽理論講座」を書いています。
「音楽理論」を勉強する事を勧める記事も書いています。

でも、
「音楽理論を勉強する事」
がマイナスに働く事も無い訳ではありません。

今日は、私が陥ったことの有る「落とし穴」について書いてみます。
要するに「アホやった」って話ですね。

まず、「音楽理論」が自分の「足かせ」になった事があります。
「理論上、間違いとされている事をやるのが怖くなった」事が有るって事です。

「オレはこれ気持ちエエと思うんやけど、
 これって理論上はチョッとマズイよなぁ。
 こんなんやったらバカにされるんとちゃうやろか?」
って言う心理が働いた訳です。

自分の気持ちがネガティブな方に働くとこう云う結果になります。

コレは、
「音楽理論」

「一般常識」
に置き換えてみても当てはまると思います。

「一般常識」を外れると「後ろ指をさされるリスク」が伴います。
他人に迷惑をかける確立も増えます。
でも、状況によっては「一般常識」を破る必要がある時も有りますし、「一般常識」を超える事で大きな壁を越える、要するにブレイクスルーできる場合も有る訳です。
場合によっては「一般常識」自体が変わってしまう事さえ有ります。

2つ目は、
「理論的に高度な事をする事が凄い事であると云う錯覚」
に陥り易い、と云う落とし穴です。

高度な音楽理論の知識を持つと、ソレを試してみたくなります。
それは悪いことじゃありません、と言うか、一度は試さなくてはいけません。
でも無闇やたらと使うモンじゃありません。
「切れ味が鋭い刀」
を手に入れたからと言って、
「封筒を開ける」
のにも、その刀を振り回す様なモンです。

音楽は、自分の感性を表に出すモノです。
理屈で作るモノではありません。
「音楽理論」は「感性」の中にあるモノに早く行き着くための道具です。
「感性」が主、「音楽理論」は補助、イヤ、補助と言うより「感性」を引き出すために使うのでなければいけません。

童謡の中には凄くシンプルなのに心を打つ曲が沢山あります。

3つ目は、
「高度な音楽理論を知る事で、知らない人よりエライ様な気がする」
と云う落とし穴に陥り易い、と云う事です。

ハッキリとした自覚が無くても、どこかで
「上から見下ろしている」
事が有る、
「ハッキリとした自覚が無い」
からこそ、注意が必要です。

もし、
「音楽と真剣に取り組む」
のであれば、
「音楽理論を少し勉強する」
ぐらいの気概は必要だとは思います。

ですが、
「知識を持っている事」

「音楽性の優劣」
とは関係有りません。

当たり前の事ですが、分かっている積りでも、
「自分が知っている側」
になった時には、無意識に、
「優越感」
を持ち易くなります。

4つ目は、
「自分を飾る道具として使いたくなる」
と云う落とし穴です。

あからさまに自慢する事だけじゃありません。
必要以上に専門用語を使うのは見苦しいです。

---------------------------------------------------------

「知識を手に入れる事」

「武器を手に入れる事」
「お金を手に入れる事」
「能力やテクニックを手に入れる事」
と同じです。

どれも「道具」です。
使われちゃダメです。
「道具」に罪は有りません。
使う人間の問題です。

必要の無い時に武器を振り回したり、
札束を見せびらかせたり、
自分の力を自慢したりする人、
を見た時にどう感じるか、そう云う事です。

私は今までに何度も何度も、
「あ゛っ、やってしもた!!」
って思った事があります。

人間ですから失敗はします。

でも、一番恥ずかしいのは、
「恥ずかしいと思う心を失う事」
だと思います。


2010年07月10日

感性 VS 音楽理論

昨日、twitter で私が音楽理論について思っている事を色々とつぶやいてみたところ、結構色々な反響があったのでブログの方でチャンと記事にしてみる事にしました。
まぁ、今までにも同じ様な事は書いてはいるんですが。

まず、
「音楽理論は便利だ。知らないより、知っておいた方が良い。」
みたいな事を言うと、拒絶反応を示される方が必ずいらっしゃるんですね。

その拒絶反応を大別すると、
 01.音楽は感性、理屈じゃない。
 02.音楽理論なんて難しいモン知りたくない。
の2種類です。

まずは【音楽は感性、理屈じゃない】から行きますね。
コレは間違ってない、って言うか、その通りなんです。
ただ、「音楽理論」って云う名称から「理屈」って話になっちゃうんですけど、見方を変えるとそうじゃないんですョ。

昔の誰かが「気持ち良い音楽」を作ったり、「気持ち良い演奏」をした。
コノ時点ではソノ「誰か」は自分の「感性」でやってるんですね。

で、
「なんで気持ちいいんやろ?」
って思った人が、その要因を探した。
それが「音楽理論」です。

だから、「音楽理論」の元は「先人の感性」なんです。
「感性」と相反するモノじゃないんですョ。

他の事に例えてみます。

誰かが「おいしい料理」を作った。
作った人は自分の「味覚」つまり「感性」で作ってます。
そして、おいしく作るためのコツをレシピに残した。

音楽理論は、このレシピです。

だから、「レシピと全く同じ」に作る必要は無い。
でも、「レシピを利用する」事で、あなたの料理の幅は広がる。

さて、ココでもし、あなたが、
「レシピの通り作ったけど、味見は一切しなかった。」
ならば、あなたの感性は通りません。
感性ではなく、理屈だけで料理を作った訳です。

でも、料理人を目指す人や、そうでなくても料理を作るのが好きな人なら、そんな事はしないでしょう?
要はレシピだって音楽理論だって使う人の姿勢だけの問題だって事です。

でね、私は料理を作る修行はした事が無いので、ホントの所は分からないんですが、あんまり料理で、
「おいしい料理を作りたいなら色んなレシピを勉強した方が早く上手になるョ。」
「イヤ、料理は味覚、感性なんだから、そんなモン必要ない!!」
みたいな話にはならないんじゃないでしょうか?

「音楽理論」って聞いて、自分の中に拒否したい気持ちが起こる人は、一度言葉を「音楽レシピ」とかに置き換えてみたら良いんじゃないでしょうか?

それと、音楽にしろ料理にしろ、長い長い長ぁ〜い歴史が有って、ソノ中で沢山沢山たくさぁ〜んの人達がやって来てる訳です。
ですから、あなたや私が、例え何も考えずに感性だけで作ったとしても、「音楽理論」をハミ出てる部分なんてほとんど無いんですョ。
知ってようが知って無かろうが、ほとんどの部分はソノ中に納まってるんですョ?!

もし仮に90%以上、「音楽理論」からハミ出たモノを作ったら、聞くに堪えない、もはや「音楽」って呼べない様なモノしか作れません。

こだわるの、バカげてるとは思いませんか?

あなたの「既に目覚めている感性」に「音楽理論と云う先人の感性」を取り入れたり、刺激を受ける事で「まだ目覚めていない感性」を目覚めさせたりして、「あなたの感性を大きくする」事の方がクリエイティブだとは思いませんか?

後は、あなたが「音楽理論」に振り回されたり縛られたりせずに、ソノ中で「自分の感性に響く部分」だけを利用すれば良いだけの話です。

では、次に【音楽理論なんて難しいモン知りたくない】です。
前にも書きましたが、決して難しくありません。

このブログで説明する「音楽理論の基礎知識」はモチロン、もっと高度な、ジャズやフュージョンで多用される様なコード進行やスケール(音階)だって、順を追って勉強すれば、それほど難しいモノじゃないんです。

難易度で言えば、次の事が出来る人なら必ず理解できます。
 01.数が数えられる。
 02.足し算、引き算が出来る(2桁のが出来れば充分です)。
 03.定規を使って長さが測れる。

後、感性の部分で理解できるかどうかですが、コレも普通の感性をお持ちの方なら理解できます。

あなたが普通の感性をお持ちかどうか、チェックして頂く為に音源を1つ載せます。
これは童謡の「ソウさん」を、まずは普通に弾き、続いてチョッと変えて弾いたモノです。

あなたが初めの「ソウさん」を「明るい」或いは「楽しそう」みたいに感じ、続いて弾かれた「ソウさん」を「暗い」或いは「悲しそう」みたいに感じれば、あなたは普通の感性をお持ちです。

もし、逆に感じる様であれば、あなたは少し特殊な感性をお持ちなので、一般的な感性の人向きの「音楽理論」を理解できないと思います(別に悪い訳じゃありません)。
≫ココをクリックすると再生されます≫

(クリックで拡大)
ぞーさん2.JPG

どうです?
「オレには無理や」
って思った人は少ないと思いますが、どうでしょう?

2010年06月08日

01基礎中の基礎知識(音楽理論)

先日書いた様に、「音楽理論の基礎」を書いていきます。
譜面の読み方の講座では無いので、拍子や音符の種類、休符の種類などについては説明しません。

まずは、基礎中の基礎のルールから確認します。
まぁ、ほとんどの人が知っているのではないかと思いますが、これはルールなので、覚えてもらわないと説明が出来ません。
って事で、今日は大した内容じゃないし、さして面白い内容でもありません。

【音名】
音には名前が付いています。

ドレミファソラシ (イタリア音名)
ハニホヘトイロ  (日本語音名)
CDEFGAB  (英語音名)

イタリア音名はチョッと特殊な使い方をする場合が有るんですが、今の所、全て同じだと思っておいてください。
つまり、「ミ」と「ホ」と「E」は同じ音を意味してるって事です。

このブログで使用するのは主にイタリア音名と英語音名です。
日本語音名はほとんど使用しません。

【ト音記号とヘ音記号】
先程書いた、日本語音名の「ト」は英語音名は「G」ですよね。
要するに「ト音記号」ってぇのは「Gの音の位置を示す記号」って事です。
要するに「ト音記号」の形は「G」がデフォルメされた飾り文字なんです。

同様に「ヘ音記号」は「Fの音の位置を示す記号」で、「F」がデフォルメされた飾り文字です。
(クリックで拡大表示)
ト音記号&ヘ音記号.JPG


2段譜にした場合、低音部と高音部の間は、見た目上広く空いていますが、実際の音の高さは線1本分しか空いていません。
(クリックで拡大表示)
ト音記号&ヘ音記号02.JPG

※正確に書くと同じト音記号やヘ音記号でも、書く位置を変える場合が
 有ったり、ハ音記号なんてのもありますが、ココでは一般的に
 使用頻度が高いモノについてのみ説明しています。
 もっと詳しく知りたい人は下記urlを参考にしてください。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%83%A8%E8%A8%98%E5%8F%B7


【#と♭】
#が付いた音は半音高くなり、♭が付いた音は半音低くなります。
例を書けば、D#はDより半音高く、D♭はDより半音低くなります。
ですので、D♭とC#は実音上は同じ音になります。

さて、今回はおそらく皆さんがご存知だろうと思われる、「当たり前」のルールについて確認しました。

次回は、インターバル(日本語では音程)について書きます。
多分、インターバル(音程)って何かって云う説明だけになると思います。
まぁ、定義って言うか能書きみたいなモンですね。
fx
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。