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2010年10月29日

04メジャー・スケール05(音楽理論の基礎知識)

メジャースケールに関しての記事は今日が最後になる予定です。
今日はリーディング・ノートとメロディック・ケーデンスについて説明します。

「リーディング・ノート」とは、日本語では「導音」と呼ばれる音の事で、具体的に言うと、トーナル・センター(調性の軸音)の半音下、つまりCキーであればBの音の事です。

メロディが、このリーディング・ノート(CキーならBの音)が半音上のトーナル・センター(CキーならCの音)に動く事で強い終止感が生まれます。

「終止感」と言っても完全にソコで終わってしまうとは限らないので「一区切りついた感じ」と言った方が良いかも知れません。
文章の「。」みたいな感じです。

この「終止感」の事を「ケーデンス」と呼びます。
クラシックの人はドイツ語読みで「カデンツ」と言います。

で、この場合は「メロディー上の終止感」ですから「メロディック・ケーデンス」と呼びます。

チョッとかたい言い方をすると、
「メロディーがリーディングノートからトーナルセンターにm2上向進行すると、
 強いメロディック・ケーデンスが発生する」
って事になります。

サンプルです。
≫ココをクリックすると再生されます≫

まぁ、単純と言うか、コレだけ聞くとアホみたいな感じですが、リーディングノートは後々重要な意味を持って来ますので覚えておいてください。

次回からはマイナー・スケールの説明をします。
マイナー・スケールはメジャースケールより少し複雑です。
「音楽理論」らしい話も少し入ってきます。


2010年10月20日

04メジャー・スケール04(音楽理論の基礎知識)

前回、五度圏を使ったメジャースケールの書き方を説明しました。
今回は具体的に説明してみます。

まず、下の図を見てください。
前回の内容をまとめた物です。
(クリックで拡大)
五度圏02.JPG

例えば、A♭キーのメジャースケールを書く場合、上の図を見ると「♭×4」ですから、「B、E、A、D」に♭が付く訳です。
そうする事で、結果的に、
「全音−全音−半音−全音−全音−全音−半音」
になります。

例えば、Dキーのメジャースケールを書く場合、上の図を見ると「#×2」ですから、「F、C」に#が付く訳です。
そうする事で、結果的に、
「全音−全音−半音−全音−全音−全音−半音」
になります。

(クリックで拡大)
Mスケール.jpg

2010年10月13日

04メジャー・スケール03(音楽理論の基礎知識)

前回、メジャースケールの作り方について説明しました。
一言で言えば、
「トーナルセンター(調性の軸音)から、
 全音−全音−半音−全音−全音−全音−半音
 となる様にすれば良い」
って事になります。

しかし、一々こうやっていたのでは手間がかかります。
また、
「個別の音符に付けた#や♭は、その小節内でのみ有効」
と云うルールが有るので、実用的ではありません。

そこで、五度圏と調号と云う物を覚えてもらいます。

五度圏とはP4上向(P5下降。P4上向してもP5下降してもオクターブ違いの同じ音に行き着く。)の進行を図にしたものです。

あなたが真剣に音楽をやるのであれば、P4上向(P5下降)の動きがパッと分かる様にする必要があります。これが出来ないようじゃ話になりません。
その為には五度圏は丸覚えする必要が有るんです。

五度圏は
 サイクル・オブ・5th
 サークル・オブ・5th
 モーション・オブ・5th
とも呼ばれます。

【五度圏】
(クリックで拡大)
五度圏.JPG

「えっ、12個も覚えなアカンの?」
確かに12個有りますが、よーく見てください。

C−F−B♭−E♭−A♭−D♭−G♭
とりあえず、この7つを覚えたら、後は、B♭から先の♭が無いモノがくっ付いてるだけです。
つまり、
B−E−A−D−G
ですね。

で、これらのキーの調号は次の様になります。

【調号】
(クリックで拡大)
調号.JPG

「えっ、コレも覚えなアカンの?」

コレもよーく見てください。
まず、前から見て行くと、♭が1つずつ増えて行ってます。
増えて行く順は、
B−E−A−D−G−C
そう、Bから五度圏回りですね。

今度は、後ろから逆順に見てください。
#が1つずつ増えて行ってます。
増えて行く順は、
F−C−G−D−A
ハイ、Fから五度圏の逆回りですね。

だから、一番多く♭が付いているG♭キーと一番多く#が付いているBキーを覚えれば、全て覚えたのと同じ事になります。
(クリックで拡大)
調号02.JPG

1オクターブの中には半音が12個有りますから、コレで実践的な全てのキーの調号が分かる事になります。
正確に言えば、G♭キーはF#キーで書く可能性も有りますし、もっと言えばC♭キー(実音上はBキー)とかも考えられますが、普通は使わないのでコレだけ覚えていれば良いと思います。

初めにも書きましたが、マジメに音楽をやるなら、五度圏は必須アイテムです。
何故か?

1つの例を出してみます。
次のコード進行を見てください。
(クリックで拡大)
五度圏周りの進行を多く含む例.JPG
赤で囲んだ部分のルートモーション(ルートの動き)がP4上向(P5下降)、つまり五度圏回りになっているのが分かると思います。

この様に五度圏回りにコードが動く事は非常に多いんです。
ジャズ色が強くなる程、この様な進行は多くなる傾向があります。

上のコード進行での演奏例も載せておきます。
(過去にもアップしたものです)
fx
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